docker-composeは複数のコンテナを管理するツールです。
1 つの YAML ファイル(compose.yaml)で複数の Docker コンテナ構成を定義し実行することができます。
メリットをもっと知りたい方は、”docker-compose メリット” で検索してみてください。
はじめに
CC100の各種設定、PUTTYのインストールは わたるんさん のページを参考に設定・インストール済みを前提としています。
※Node-RED,Portainerは後からインストールでOK
CPUのアーキテクチャーを調べる
arch と入力 → enter
arch
armv7ですね! 因みにCC100のCPUはCortexA7のようです。
Docker Composeバイナリをダウンロード
docker-composeのgithubページからアーキテクチャ用のリンクをコピーします。
wgetコマンドでダウンロードします。
※CC100であれば、下記コードをコピペでOK
wget https://github.com/docker/compose/releases/download/v2.27.2/docker-compose-linux-armv7
名前を docker-compose へ変更
名前の変更
mv docker-compose-linux-armv7 docker-compose
chmod +x docker-compose
/usr/binフォルダへ移動
sudo mv docker-compose /usr/bin
docker-composeのコマンドを見る
docker-compose
compose.yaml作成
Node-RED と Portainer の定義ファイル(compose.yaml)を作成します
まずは、viコマンドで「compose.yaml」ファイルを作成します。
※編集する場合も同じコマンドでOK
ファイルはroot直下に作成されます。
vi compose.yaml
編集画面になったら「i」を押して下記コードを貼り付け
※1 i:インサートモード
※2 ports の [- “2222:2222/udp”]、[- “44818:44818/tcp”]はEthernet/IPノードを使用するためです。Ethernet/IPノードを使用しない場合は必要ありません。
services:
mynodered:
image: nodered/node-red
container_name: wago-node-red
ports:
- "1880:1880"
- "2222:2222/udp"
- "44818:44818/tcp"
volumes:
- .:/data
- /data/node_modules
user: root
restart: always
myportainer:
image: portainer/portainer-ce
container_name: wago-portainer
ports:
- "9000:9000"
volumes:
- /var/run/docker.sock:/var/run/docker.dock
- ./portainer_data:/data
restart: always
「esc」を押す
esc:インサートモード解除
「:w」と入力
※ :w:保存
:w
「:q」と入力
※ :q:終了
:q
コンテナの作成・起動
docker-compose up
portainerにアクセスして作成・起動されているか確認しましょう。
↓にアクセスします(192.168.1.100はCC100のX1ポートに設定したIPアドレス)
http://192.168.1.100:9000
※初回のみパスワードを設定する必要があります。(12文字以上)
下記のようにコンテナが作成・起動されていればOKです。
参考にしたサイト
Install Docker Compose on Linux - SelftutsDocker compose is an orchestration tool for running multiple Docker containers at once. You can define multiple docker container configurations in a single YAML...
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